おにぎし日記

韓国の大学院生。

大韓民国政府奨学金【面接試験の段】

 

 

 

こんにちは。おにぎし子です。

一定の時間が経ったら「プシュッ!!」と突然噴射する芳香剤ありますよね。

先日、あれに顔を近づけていたところ眼球をまともに直撃されました。皆さんも気をつけて下さい。

 

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・・・さて、今回は韓国の政府奨学金面接の段といきましょうか。

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 目次

 

書類審査合格発表

前回の書類提出の〆が3/18…

そこから進むこと6日後の3/24に、書類審査の結果が発表されました。

今年は合格者にのみメールで結果が通知される方式だったようです。

 

たしか4時過ぎくらいにメールが来た気がします。

「おめでとう!2日後に面接するから準備しといてな!面接はWebexでやるから!」

とのことでした。

 

2日後に面接することは募集要項を読んで知っていたのですが、やはり準備には焦りましたね。どういうことを聞かれるのか、過去の合格者の方のブログを読んで予想したり、自分の計画書や卒論を読み返して受け答えを練習したりしていました。

 

あと、「Webex」というzoomのような会議アプリを利用したのですが、上手く操作出来るのかギリギリまで不安でした。

 

 

 

いよいよ面接

私は13時15分という半端な時間からスタートだったのですが、当日は起きた瞬間から汗という汗、汁という汁が身体中から吹き出してきて大変でした。なんか悪夢も見たし。

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でもとりあえず小綺麗には見せとかないと、と思い白いシャツでスタンバイしました。

そして15分前には入ってね、とのことだったので13時00分に入って待っていたところ…

13時15分ぴったりくらいに大使館と繋がりまして。

 

目の前には面接官4人が映っておられました。そのうちお二人ほどは韓国人の方だったと思います。(口調から察するに)

では、ここからは私が受けた質問を掘り起こしていきたいと思います。

 

①韓国語で自己紹介をして下さい

1分程度の自己紹介をしました。

 

卒業論文では〇〇について書いたとありますが、この研究結果についてあなたが面白いと思った点を教えて下さい

私が大学院で研究したいと考えているテーマが、卒論の研究内容と関連性があるので

聞かれたんだと思います。研究結果について印象深かったことを話しました。

 

③将来はどのような人材になりたいと考えているか

卒業後の計画や夢を語りました。多少ビッグな夢を語ったほうが良いと思います。

熱意が大事なので…

 

④他の人に負けない、あなたの強みを3つ教えて下さい

この質問は来るだろうな、と予想はしていましたが「3つ」答えるというのは予想外でしたね。即興で考えながら答えました。

 

⑤就活はしなかったのか

私はこの奨学金で進学する道をまず第一に考えていたので、実際就活はしていませんでした。なので、そのまま「就活せずにこっちの準備に専念していました」と答えました。

 

⑥計画書に書いた、ある文献についての質問

内容について少し問われました。

 

⑦他に言いたいことはあるか

韓国語で意気込みを語りました。

 

 

私が面接で受けた質問内容は以上になります。面接は大体10分でした。

私が事前に予想していたものから大きく外れた質問はなかったような気がします。そのため、比較的落ち着いて答えることが出来ました。

少なくとも私の体感的には「言いたいことは言えた」という感じといいましょうか。

 

 

私も未熟が過ぎるので、面接のコツなどは分かりませんが…

日頃から自分の強み、大学院で勉強したい内容についてよく考えておくと良いかもしれませんね。ボヤ~っとでも良いので、自分のことについて客観的に考える癖を付けておくと、急な質問にも臨機応変に答えられると思います。ない答えをその場で絞り出そうとすると焦っちゃいますからね。

 

あと、研究に対する目的意識や熱意はしっかりとアピールすると良いと思います。

その点を一番重視されると思うので。

 

 

面接が終わった後は、「う゛あああああああああああああ~~~~~~」と猛獣のような声を出しながらキッチンに向かい、無心で北海道のシャケを焼きました。北の国、ありがとう。

 

 

面接審査合格発表

 面接の合格発表は、すんごい突然でした。結果通知は面接の10日後くらいだよと知らされていたので、それまで油断していたのですが。

 

約6日後の4月1日(エイプリルフール)にメールが来ました。午後3時ごろです。

「おめでとう!国内審査は通過したで!5月上旬の発表まで待っといて」とのことでした。

すんごい嬉しかったですね。面接の時に「今年は受験者が多いんですけど」と言われていたので、自分が受かるか心配で心配で毎日悪夢を見てたんですよ。

なので、ようやく大きな関門を突破したような気持ちになり、本当に心から安心しました。ただ、エイプリルフールのせいで2%くらい「擬(ぎ)」の気持ちはありましたが。

 

 

こうして、国内選考の書類・面接を終え、次の韓国のNIIED(国立国際教育院)での審査に進んだわけです。ちなみに、この段階で受験者側から提出するものはありません。

 

 

 

では、次回は【NIIED二次審査&大学別審査の段】をお送りしたいと思います。

今回も読んで頂き、ありがとうございました。

それでは、さようなら。